被害の内容

100%木造の住宅というものは、今ではもう日本では珍しくなった。というか、普通の住宅地に住んでいたりすると、なかなかそういう家にはお目にかかることがない。
丈夫な家、災害に強い住宅を作るためには、木材以外のものも必要だからである。
だから、今ではシロアリ被害を受けたからといって家がペシャンコになるという事態は考えられない。ボロボロに崩れてしまい、風のひと吹きで倒れてしまうというような事態は。

シロアリに食われ、スカスカに

それでは、今考えられるシロアリ被害にはどんなものがあるのか。
その答えは、「家がペシャンコになるところまではいかないにしても、木造部分はすべて危ない」である。特に日本家屋や、ウッディな暖かみを求めた木造建築の家では、水まわりや床、柱などをシロアリに食われ、スカスカにされてしまったという家も少なくない。
特に水まわりの部分は、シロアリが湿気好きであるということもあって、シロアリ被害の爆心地的な感じになってしまうことがある。トイレやバスルームのあたりの木が、ボロボロに朽ち果ててささくれ立ってしまうのである。

シロアリ被害の始まりは床下であって、もちろん基礎や土台の部分にある木の部分も被害に遭うし、最近ではコンクリートのちょっとしたヒビ割れから侵入するものもあるという。
被害を予防するためには床下への措置が欠かせないことは、言うまでもない。