必要性を語る

「必要性」について語るのは難しい。特に、この絶対という言葉が最終的には通用しない世の中で、必要である!と断言するのには勇気がいる。
けれど、ここではあえて断言した上で必要性を語ろう。シロアリ駆除は必要か?必要である!という立場に立って。

シロアリ駆除は必要かどうか、家に住む人は何度か考えることになるだろう。「何度か」というのは、家を建てる前に一度、それから何年か経過してから一度、という具合に、最低二度。
もっとも、一度目の「シロアリ駆除は必要かどうか」の考えは、法律によって決着がつけられることになる。
というのも、建築基準法の中に「シロアリによる住宅への害を防ぐために、予防措置をとらなければならない」という意味の一文が入っているからだ。
新築時の、専門業者によるシロアリ駆除(予防)については、法律によって定められているのである。

「被害に遭うかもしれない」

そして、二度目に「必要だろうか」と思うとき、これを解決するのは法律ではない。住んでいる人たち自身の問題になるだろう。
新築時の予防効果が薄れ、もう一度駆除に向き合うべきかどうか考える、そのときの話である。
「うちは大丈夫だ」と高をくくるか、「被害に遭うかもしれない」ということで専門業者に電話するか、その二択ということになるのである。

言うまでもなく、より賢いのは後者であるというのが、ここでこれを書いている私が取る立場である。シロアリ駆除は必要か?安全で誰もが安心して暮らせる家を考えたとき、それは必要なのである。
なぜなら、絶対という言葉が最終的には通用しない世の中である。高をくくったものの予想がハズれる、ということはザラに起きるのである。